「豊島与志雄顕彰会」福田公民館
2008年 09月 16日
明治23年(1890年)11月27日当時の福田村大字小隈に生まれ、明治40年17才から小説を書き始める。昭和30年(1955年)64才で亡くなるまで小説家・翻訳家・童話作家として活躍されました。
翻訳家(「ジャン・クリストフ」「レ・ミゼラブル」など)として有名ですが、多くのファンタジー童話も残しています。
昭和55年から、豊島与志雄さんを偲んで顕彰会が行われています。今年で生誕118年・没後53年になります。
豊島与志雄生誕碑
酒を愛した豊島与志雄さん。(献酒)
筑紫女学園短大 永淵先生が顕彰会が行われるようになった経緯や「福田」の地名の由来など興味深い話を聞かせてくれました。その中で「豊島与志雄先生はこの豊かな福田の地で生まれ育ち、小さいときから、おばあさんに昔話を聞きながら育ちました」と。
そういう豊かな自然と耳から聴くおばあさんの愛情あふれる声が、創造力を育て豊かな心を育み大きく豊島与志雄さんを育てたのでしょう☆
福田小学校の6年生25名による「ぼくらの先輩 豊島与志雄先生」
人間性や作品の紹介を朗読を交えながら発表してくれました。とても工夫を凝らしたすばらしい発表になっていました。
福田の読み聞かせボランティアの会は、豊島与志雄さんの童話の題名から『夢の卵』と名づけられたそうです。いろんな形で永く語り継がれていってほしいものです。
みなさんも一度、豊島与志雄の世界を覗いてみてはいかがですか? ■西